まつゆう*の私物やオススメアイテムが「パスザバトン」で販売

スマイルズの「パスザバトン(PASS THE BATON)」は、ブロガーのまつゆうの私物などをオンラインストアで26日正午12時から販売する。思い出の洋服や小物を始め、ブログ「まつゆう personal media」で掲載した商品、著書で紹介したアイテムなど、本人コメント付きでラインアップする。

まつゆう*は、今回の販売について次のようにコメントしている。

私は、洋服、靴や小物が大好き。
自分のことはおしゃれだとは思ってはいないけれどね。
ブログでファッションを提案したり、
モデルさんに着てもらって写真を撮ったり、
お仕事で衣装として着たり。
実際、プライベートで着る服はとてもベーシックだけど
お家のクローゼットの中は、カラフルで可愛くて
まるでワンダーランドみたい。
ちょっとづつ、可愛いものを集めていたら気づいた時に
1部屋まるまるクローゼットになってしまいました。
大切で手放したくないお洋服や小物たち。
だけど、そうもいっていられない。
ある日、フリーマーケットにチャレンジしてみたけれど
素敵な女の子に連れ帰って貰えたらどんなに安くたって気分がイイ。
だけど業者さんなどにやすーく値下げ交渉をされてしまって、
大切なアイテムをこんなかんじで手放すのは切ない。って思ってしまいました。
そんな時、「PASS THE BATON」と出会ったんです。
大切なものを、 「渡す人の顔が見える。相手の声が聞ける。」
そんな人と人との心のバトンを繋ぐ素敵なお店。
私のブログに掲載した衣装、私服、旅で見つけた可愛いものたち。
大切な大切なものたちを、ブログとネットを使って
PASS THE BATON!!!

まつゆう*のクローゼットから、
あなたのクローゼットへ。
大切なものが語り継がれますように。

まつゆう*は、1993年からモデル活動を始め、1998年に独自の”可愛いカルチャー”情報をウェブで発信し、「ツイッター」「ライン」などをいち早く著書で紹介するなど、注目を集めるブロガー。昨年は「イヴ・サンローラン・ボーテ」の「世界の女子ブロガー11人」に唯一のアジア人として選出されたほか、「ブシュロン」のインターナショナルキャンペーンで世界のブロガー8人の1人としてコラボレーション作品を発表した。今年に入ってからも「ランコムショー・バイ・アルベール・エルバス」のアンバサダーに就任するなど活動の幅を広げている。

東京ファッション・ウイークをどう変える? アマゾン冠スポンサー就任の狙い

ジェームズ・ピータース=アマゾン ジャパン バイスプレジデント兼ファッション事業部門部門長(以下、ピータース):アマゾンはこれまで、ニューヨーク・メンズ・コレクションのスポンサーやメットガラの協賛など、グローバルにファッションを支援してきた。ファッションが好きなお客さまを持つわれわれにとって、ファッション業界をサポートすることは、自然な選択だった。消費者がオンラインであたりまえに服を買うようになった流れと同じ。どのように業界を効率よく、素早く支援し、お客さまへ還元することができるかと考え、今回の契約に至った。日本では、この規模でファッションをサポートするのは初めてのこと。

契約年数と金額は非公開にしている。長期的な契約を見込み、1シーズンで打ち切ることは予定していない。スポンサーとして、どのようにデザイナーをサポートできるかを重視する。

この契約を交わしてから、まだ90日足らず。今回は大きく変更はせずに、これまでJFWOが採用してきた形式を踏襲する。新たな施策は、21、22日に表参道ヒルズで開催する「ユイマナカザト」のインスタレーションだ。同ブランドがパリで発表したコレクションを東京で披露する機会をサポートする。メイクはAFWTのスポンサーになった資生堂が行う。このようなコラボレーションでファッション・ウイークを進化させることができると期待する。

若手デザイナーのサポート体制については検討段階にある。既にアマゾンには、デザイナーを国際的にサポートできる力がある。例えば、彼らが商品を売りたいと考えていたら、アマゾンで今すぐにでも販売が可能だ。

そのようなページも検討予定だ。しかし、デザイナーが商品の販売を希望するのであれば、われわれには準備がある。一方、出店を強制することはない。ルールを作るのではなく、デザイナーたちの助けになりたいと考えている。

日本語の他に英語と中国語(簡体字)でもショッピングができる。つまり、日本人以外でも英語と中国語を話す人であれば世界中で買い物を楽しむことが可能だ。日本にも多くの有能なデザイナーがいて特に若手デザイナーはもっと世界に知ってもらう機会を設けるべきと考える。その壁を乗り越えるために、アマゾンがデザイナーたちをどのように支えていけるかが課題だ。

アマゾンには対応できる体制が整っているし、ショーを開催したその日中に商品を届けることだってできる。もし、この形式でショーを行いたいと考えるブランドがあれば、いつでもドアを叩いてほしい。アマゾンはよろこんでそのドアを開く。

阪急西宮ガーデンズが増床 教育と子育て支援でさらなる集客

阪急西宮北口駅前の大型ショッピングセンター(SC)「阪急西宮ガーデンズ」が、子育て世代の女性に照準を合わせて21日に増床オープンする。

今月開業10周年を迎えるにあたり、既存施設を「本館」と名称変更して改装を実施。クリニックモールと立体駐車場で構成する「別館」を10月1日に先行オープンしたのに続き、これまで本館と駅をつないでいた連絡デッキの一部を取り込む形で地下1階・地上10階の「ゲート館」を11月21日に開業して、3館体制にする。

ゲート館の総事業費は約40億円。延べ床面積約1万1600平方メートルに、大学、学習塾やクリニック、飲食店など13店舗が出店する。本館で不足気味だった飲食テナントを導入するとともに、地域住民の生活に必要な機能を持たせる。 

運営する阪急阪神不動産の若林常夫・社長はSCによる街作りの側面を強調する。「(親会社の)阪急阪神ホールディングスが掲げる2021年度までの中期経営計画のなかで大きなテーマの一つとなるのが、関西で一番住みやすい沿線にすること。ゲート館の開業はこのビジョンを実現するための一環。住宅情報サイトのランキングでは、西宮市は13年から毎年、関西で一番住みたい町として評価されている。これをさらに発展させていきたい。同時に、待機児童の問題など新たな課題が浮上してきているので、そうしたニーズに応える施設を目指した」。ゲート館の開業に合わせて、鉄道の高架下に認可保育と学童保育の施設も12月初旬に開く予定だ。

ゲート館は「教育」「子育て支援」「立ち寄りスポット」の3つをテーマにテナントを構成。文教住宅都市としての側面をさらに強化する目的で、7〜10階に関西学院大学の新キャンパスを誘致したほか、5〜6階には、西宮を中心に幼児から社会人までを対象とした総合教育を実践する学習塾「アップ教育企画」が入り、科学実験教室「サイエンスラボ」やレゴブロックを教材にプログラミング的思考などを育む「レゴスクール」、英会話教室「アナップ」、個別受験指導「個別館」など6教室を開校する。

子育て支援を目的とするテナントとしては、不妊治療や出生前診断を中心とした女性専門クリニック「レディース&ARTクリニック サンタクルス」が1階に入る。診療だけでなく妊活から育児相談、離乳食教室まで行なう他、併設したカフェではさまざまなイベントを開催し、子育てママをサポートする。4階には「ABCクッキングスタジオ」と女性専用フィットネススタジオ、ヘアサロン「K-two」が入る。

駅改札から本館への連絡通路でもある3〜4階は2層の吹き抜け空間とし、曲線や揺らぎをデザインに取り入れることで、ふらっと寄り道したくなる雰囲気を演出する。3階には、イタリアンベースの人気カフェレストラン「グッドスプーン(GOOD SPOON)」が兵庫県初出店となったほか、アップルパイ専門店の先駆け的存在「グラニースミス アップルパイ&コーヒー(GRANNY SMITH APPLE PIE&COFFEE)」も関西1号店を最大規模で出店する。

阪急西宮ガーデンズは来館者数が約2005万人(18年3月期)、売上高が約796億円(17年3月期)と西日本屈指の規模で、08年の開業以来右肩上がりで成長が続いている。同SCの三輪谷雅明・館長は「百貨店(西宮阪急)と映画館(TOHOシネマズ)が入り、幅広い年代層の集客に寄与したことが大きい。また、ゆったりと買い物ができる空間や屋上ガーデンなどの店舗環境も評価された」と話している。

世界の逸品を現地取材でお届けする「ワールド・ニュース・レポート」

12月13日(土)の次回の「ファッション通信」は、世界の逸品を現地取材でお届けする「ワールド・ニュース・レポート」を放映します。

ベルギー王室御用達のバッグブランド「デルヴォー(DELVAUX)」の魅力を東京とブリュッセルの店舗と工房からレポートします。また、130年の歴史を誇るスイスの高級ランジェリーブランド「ハンロ(HANRO)」のクリエーションにかける情熱をひもときます。

さらに、エスプリ溢れる「エルメス(HERMES)」によるレザーのエキシビション「レザー・フォーエバー」や、「レオナール(LEONARD)」による衣装展、創立125周年を迎えた「ランバン(LANVIN)」によるアニバーサリーイベントなど、世界各国から届いたモードの話題を結集。必見のラインアップになっています。

番組ラインアップ
デルヴォー(DELVAUX)
ハンロ(HANRO)
レオナール(LEONARD)
ランバン(LANVIN)
エルメス(HERMES)

シャンゼリゼ通りに新たなギャラリー・ラファイエット オープンに先駆けて全貌を公開

3月28日にパリのシャンゼリゼ通りにオープンするギャラリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE、以下ラファイエット)の新店について、その全貌が明らかになった。

1930年代に建てられたアメリカ系銀行の建物を3年かけて改修し、総面積は6500平方メートルを超える。内装はビャルケ・インゲルス・グループ(BJARKE INGELS GROUP)が手掛けており、大理石の柱の間には天井に付けられた大きなガラス箱が浮いているなど、クラシックとモダンなテイストが融合したユニークでドラマティックな空間に仕上げられている。ニコラス・ハウズ(Nicolas Houze)=ギャラリー・ラファイエット最高経営責任者(CEO)は、「店全体がインスタ映えする」と自信を見せた。

建物は4層で、地下はフードコートだ。サンドイッチやヌードルを提供する「リトル・ジアオ(LITTLE ZHAO)」や地中海料理の「リビエラ(RIVIERA)」、オーガニックカフェの「MAISIE CAFE」、そして「ル・ショコラ・アラン・デュカス(LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE)」などが入っている。また、1階には「キャビアカスピア(CAVIAR KASPIA)」と「ジャックムス(JACQUEMUS)」のコラボレーションで、サイモン・ポート・ジャックムス(Simon Porte Jacquemus)がデザインを担当したカフェの「シトロン(CITRON)」があり、3階には高級レストランの「ウルサン(OURSIN)」が7月にオープンする。

1階はビューティを取り扱うほか、ポップアップストア用のスペースになっている。オープン記念として、「シャネル(CHANEL)」がファッションショーの舞台をイメージしたポップアップを4月21日まで実施する。なお、同ブランドは3階にもシューズとウオッチの店をそれぞれ別に出している。

2階は新進デザイナーのブランドなどを扱う実験的な空間となっており、レザーグッズやジュエリー、スニーカーなどを販売するほか、ブランドとのコラボ商品の発売イベントなども行えるようになっている。また“バイナウ、ウエアナウ(BUY NOW, WEAR NOW)”コーナーでは、その日の天候や最近のイベントにインスピレーションを受けたアイテムを陳列する。

3階にはウィメンズとメンズのラグジュアリーブランドが入り、アパレルやレザーグッズ、フットウエア、ウオッチ、ファインジュエリーを取り扱う。その一部として、ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)がキュレーションを行うジュエリーコーナーも設けられている。また、かつて銀行だった頃には役員室として使われていた約100平方メートルの部屋は、得意客向けのVIPサービスを提供したり、サイン会などのイベントを実施したりするスペースに改装された。毎週金曜日の午後には、ハリウッドでも活躍する有名ヘアーアーティストのジョン・ノレ(John Nollet)によるサービスも提供するという。

全体でおよそ650のブランドを取り扱うが、カテゴリー別に商品を陳列する従来の百貨店とは異なり、さまざまなアイテムが入り混じった売り場作りがされている。また、従業員450人のうち300人が インスタグラム経由で採用されたパーソナルスタイリストで、顧客にスタイルやトレンドをアドバイスするという。パーソナルスタイリストは在庫などを即座に確認できるアプリなどを活用して接客をするが、そうしたアシスタントなしで買い物をしたい顧客は、デジタル化されたハンガーによって在庫やサイズの確認ができる。ナディア・ドゥイブ(Nadia Dhouib)=ストアマネジャーは、「消費者がオンラインで買い物をする場合と同様の、柔軟でシームレスな買い物体験を提供しようと思い、商品を色やスタイル、トレンド別に陳列した。新たな発見をしつつ、買い物を楽しんで欲しい」と語った。

こうしたミレニアル世代を引き付けるための施策を行う一方で、主要なラグジュアリーブランドに長年の業界ルールを破って出店してもらうために苦労した面もあるという。例えば、シャンゼリゼ通り店にはケリング(KERING)が擁する「グッチ(GUCCI)」や「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」が入っているが、そのライバルであるLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が擁する「フェンディ(FENDI)」や「ロエベ(LOEWE)」も出店している。また、「ルイ・ヴィトン」はシャンゼリゼ通りに旗艦店を構えている。ハウズCEOは、「当然だが、ブランドと戦うことが目的ではない。彼らの協力を得ながら、従来とは異なる百貨店を作りたかった。最初は多少の抵抗もあったが、シャンゼリゼ通り店のコンセプトをじっくりと話し合うことで、既存のオスマン通り店などと競合することはないと理解を得られた」と述べた。

パリで仏政府への抗議行動が続く中でのオープンとなるが、シャンゼリゼ通りは16日にも激しい暴動が起きたばかりだ。そうした影響もあり、予定よりも1週間遅らせての開店となった。ハウズCEOは、「抗議行動は土曜日に行われるので、日曜日の売り上げでその分をカバーしていたが、最近はそれが難しくなってきている。顧客の65%は海外からの観光客であり、暴動のイメージが定着すると彼らの足がパリから遠のいてしまう。売り上げにも影響しており、早急に収束してほしい」と懸念を示しつつも、長期的にはシャンゼリゼ通り店が成功することを見込んでいるとコメントした。なお、同店は現地在住の顧客と観光客の割合がおよそ半分ずつと、オスマン通り店よりも現地在住の顧客が多くなることが想定されている。

なお、ギャラリー・ラファイエットは23日に上海にも店舗をソフトオープンした。5層2万5000平方メートルの新店は商業施設L+MALL内に位置し、13年にI.Tグループとのジョイントベンチャーでオープンした北京店に次ぐ中国2店目だ。同社は2025年までに10店体制10億ユーロ(約1240億円)ビジネスを狙っている。

マルジェラやラフの初期作品も 「TH」がロナルド・ストゥープスの写真展を開催

堀内太郎によるブランド「TH」は2月16日まで、ベルギー・アントワープを拠点にする写真家ロナルド・ストゥープス(Ronald Stoops)の写真展「WORK RONALD FRIENDS 1980s – 2018」を東京・神宮前のギャラリー38で開催している。

ストゥープスは1980年代にモデルとして活動後、友人のマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)の誘いでカメラマンに転身。初期の「メゾン マルタン マルジェラ(MAISON MARTIN MARGIELA)」をはじめ、ラフ・シモンズ(Raf Simons)、ヴェロニク・ブランキーノ(Veronique Branquinho)、オリヴィエ・ティスケンス(Olivier Theyskens)らアントワープ出身のデザイナーたちの作品のイメージ撮影を担ってきた。妻はメイクアップアーティストのインゲ・グロニャール(Inge Grognard)。ストゥープスは「TH」の18-19年秋冬のデビューシーズンからイメージビジュアルを撮影している。

同展はストゥープスの初来日を記念して堀内が企画・ディレクションし、ストゥープスの80年代からの作品16点を展示販売している。壁には、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)が制作していた雑誌「BAM! Magazine」(1988年)でマルタン・マルジェラの従兄弟の3兄弟が被写体になった作品や、初期の「メゾン マルタン マルジェラ」のスタッフやモデル、友人を写した1枚や、「ラフ・シモンズ」のセカンドコレクションで印象的な、疾走する少年たちなどのモノトーンのビジュアルを巨大プリントにしてディスプレー。空間を利用して写真の躍動感を表現している。

ストゥープスは2月1日に行われたオープニングレセプションで「タロウは優しく、魅力的なデザイナーだ。彼がアントワープ王立美術アカデミーの学生だった頃に『卒業作品のルックブックの撮影をしてほしい』と電話をもらってから、12年以上の付き合いになる。今、一緒に仕事ができてとても楽しいし、今後も協力していきたい。彼の成功を心から願っている」と語った。

ギャラリー内では、ストゥープス単独では初となる写真集「work ronald friends ronald stoops 1980s – 2018」(4800円)や、作品をプリントしたTシャツ(8000円)やパーカ(1万6000円)なども扱っている。

時間:12:00〜19:00
会場:ギャラリー38
住所:東京都渋谷区神宮前2-30-28

伊勢丹新宿の夏セール初日、開店時の行列は前年の4割減 他店と横並びスタートが影響か

伊勢丹新宿本店は29日、例年より約2週間前倒しとなる夏のクリアランスセールを開始した。日差しが強く、気温が30度近くに上昇する中、建物を取り囲むように行列が延びていき、開店時刻の10時には約4000人(同店発表)に達した。だが、昨年夏(7月12日)の約6400人に比べて4割近く減ったことになる。6年ぶりに他の百貨店と横並びのセール開始で客が分散した。同社では7月27日開始の第2弾セールも計画しており、トータルで夏商戦の底上げを図る。

開店時の行列こそ減ったものの、開店後すぐに1階「プラダ(PRADA)」のバッグ売り場、3階「サカイ(SACAI)」に 入店待ちの数十人の行列ができた他、2階の婦人靴売り場、3階のクローバーショップ(大きいサイズの婦人服売り場)も大勢の客でごった返していた。メンズ館では1階のシャツ・ネクタイ売り場、2階のインターナショナルクリエーターズでまとめ買いする男性客の姿が多くみられた。

セール開始の前倒しについて顧客からは歓迎の声が多い。浦和から来た女性は「この時期にすぐに着られる服を安く買えるのはうれしい。これまで(7月中旬開始)は少しタイミングが遅かったように思う」と支持する。また、9時から並んでいた別の女性は「他のデパートと同じタイミングになったけど、やはり伊勢丹は品ぞろえが別格。迷わずここに来た」と話した。

三越伊勢丹ホールディングス(HD)は、2012年夏からセール開始を他社よりも約1〜2週間後ろ倒ししてきた。衣料品の販売不振に伴い、00年以降、百貨店やショッピングセンターのセールは早期化した。結果、セールまで買い控える顧客が増え、正価(プロパー)で服が売れなくなる悪循環に陥った。同社は需要のピークに適正価格で販売することで、顧客の価格への信頼を取り戻そうとした。

だが、他の百貨店が追従せずセール開始の足並みがそろわなかった。またショッピングセンターやECでは、セール早期化や実質値引きといえるポイント還元が氾濫する中、効果は限定的に終わった。

今回から三越伊勢丹HDは春・初夏物を6 月29日から、盛夏物を7月27日からという二段構えのセール態勢で需要を喚起する方針転換に踏み切った。夏のセールの売り上げシェア自体も縮小傾向にあるため、この時期にプロパーで販売できる商品の強化にも乗り出す。

HERE’Sが話題の韓国ミュージカルにご招待

デイリーからオフィスカジュアルまで、リーズナブルにおしゃれライフを楽しめるHERE’S(ヒアーズ)が、ホットなミュージカルを見れちゃうキャンペーン“GO! MUSICAL CAMPAIGN!!”を開催。韓国で話題のコメディミュージカルに23組46名様をご招待!

“GO! MUSICAL CAMPAIGN!!”は韓国を中心にアジアの良質なミュージカルを発信するアミューズ・ミュージカルシアターとのコラボレーションによりスタート。今回のキャンペーンでは韓国の人気ミュージカル『僕らのイケメン青果店〜チョンガンネ〜』のSS席チケットをドンとプレゼント! サブタイトルにもなっているイケメン青果店のチョンガンネ(独身男)の実話をもとにした青春サクセスストーリーは、明るい歌とダンスで進行されるので初めてミュージカルを見る人でも気軽に楽しめるはず♪

7月10日から25日までの期間中、対象店舗にて2,500円(税込)以上お買い上げの人に応募はがきをプレゼント(応募はがきがなくなり次第終了)。ファッションとミュージカルをリンクさせた芸術の秋にぴったりなキャンペーンをお見逃しなく!

『僕らのイケメン青果店〜チョンガンネ〜』
at アミューズ・ミュージカルシアター
date. 2019.6.28– 8.20
add. 東京都港区六本木5-11-12
tel. 03-5414-3255

【対象店舗】
ラゾーナ川崎プラザ

open. 10:00~21:00
add.  神奈川県川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎プラザ 3F
tel.  044-874-8481
東急プラザ 表参道原宿

open. 11:00~21:00
add.  東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道原宿 3F
tel.  03-3408-2760
サンシャインシティアルパ

open. 10:00~20:00
add.  東京都豊島区東池袋3-1-2
サンシャインシティ専門店街アルパ B1F
tel.  03-3983-0004
ららぽーとTOKYO-BAY

open. 10:00~20:00(月~木)
10:00~21:00(金土日祝)
add.  千葉県船橋市浜町2-1-1
ららぽーとTOKYO-BAY 南館1F
tel.  047-437-7250

個性的に振り切れ!ネオングリーンスタイル特集

暖かい季節を迎えるとカラーアイテムスタイルがストリートに溢れてくる。なかでもネオングリーンはマークして。いち早く注目カラーを取り入れたファッショニスタをキャッチ。  
ブラック×ネオングリーンの組み合わせはトライしやすい。定番のブラックをメインにコーディネイトすることで“いつも通り”な雰囲気が演出できるから、自分らしく着こなせる。ロングブーツと網タイツの合わせ方もクール。 ブラック×ネオングリーンの組み合わせはトライしやすい。定番のブラックをメインにコーディネイトすることで“いつも通り”な雰囲気が演出できるから、自分らしく着こなせる。ロングブーツと網タイツの合わせ方もクール。 イエロー寄りのネオングリーンを思い切って全身で取り入れたスタイルは個性的。バッグやシューズはベーシックカラー&クラシックなデザインで揃えることで、きちんと感も出せるかる品よくまとまる。
イエロー寄りのネオングリーンを思い切って全身で取り入れたスタイルは個性的。バッグやシューズはベーシックカラー&クラシックなデザインで揃えることで、きちんと感も出せるかる品よくまとまる。 チャレンジングなカラーアイテムはポイント投入ならコーディネイトしやすい。プレーンなパンツルックには、スカーフのように取り入れたストールやインパクトあるスニーカーの小物使いでオリジナリティを。
チャレンジングなカラーアイテムはポイント投入ならコーディネイトしやすい。プレーンなパンツルックには、スカーフのように取り入れたストールやインパクトあるスニーカーの小物使いでオリジナリティを。 スネーク柄×ネオングリーンのドレスとガウンのコーディネイトはインパクト大! 1枚で十分存在感があるから小物はスタイルになじみやすく、ドレスにも引けを取らないデザイン性があるものを合わせて。
スネーク柄×ネオングリーンのドレスとガウンのコーディネイトはインパクト大! 1枚で十分存在感があるから小物はスタイルになじみやすく、ドレスにも引けを取らないデザイン性があるものを合わせて。 ホワイトコーデにパステル調のネオングリーンのアウターが爽やかでクリーンな印象。サイバーな雰囲気のサングラスやスネーク柄のバッグなど、小物使いで辛口なエッセンスを取り入れて。
ホワイトコーデにパステル調のネオングリーンのアウターが爽やかでクリーンな印象。サイバーな雰囲気のサングラスやスネーク柄のバッグなど、小物使いで辛口なエッセンスを取り入れて。 ボディスーツのようにフィットするセットアップに、同系色のガウンをレイヤードしたスタイルがユニーク。オレンジカラーのバケツバッグとのカラー合わせもおしゃれ。足元にはスニーカーをインしてストリートなエッセンスをプラス。
ボディスーツのようにフィットするセットアップに、同系色のガウンをレイヤードしたスタイルがユニーク。オレンジカラーのバケツバッグとのカラー合わせもおしゃれ。足元にはスニーカーをインしてストリートなエッセンスをプラス。 フレアパンツはデザインや色使いで今年らしくアップデート。その他をブラックやベージュとベーシックカラーでまとめたことで、パンツが際立つコーディネイトに。PVC素材のジャケットやバッグもセンスあり!
フレアパンツはデザインや色使いで今年らしくアップデート。その他をブラックやベージュとベーシックカラーでまとめたことで、パンツが際立つコーディネイトに。PVC素材のジャケットやバッグもセンスあり! 鱗のように輝くダウン素材のバッグは、トレンドカラーをチョイスしてブラックコーデのアクセントに。アウターとの素材合わせにもこだわりを感じる。足元はホワイトブーツで軽やかさを演出。
鱗のように輝くダウン素材のバッグは、トレンドカラーをチョイスしてブラックコーデのアクセントに。アウターとの素材合わせにもこだわりを感じる。足元はホワイトブーツで軽やかさを演出。 ユニークなシルエット、質感のアウターはどこかフェアリーテイストでファンシーな雰囲気。その襟元とスカート、チップスとブーツなど、色合わせを意識することで全体にまとまりが出せる。
ユニークなシルエット、質感のアウターはどこかフェアリーテイストでファンシーな雰囲気。その襟元とスカート、チップスとブーツなど、色合わせを意識することで全体にまとまりが出せる。 プリントTシャツのストリート感あるコーディネイトに、ネオングリーンの透け感あるワンピースをレイヤード。一気にユニークさが高まり、個性的なコーディネイトが完成する。首掛けしたウォレットバッグもナイス!
プリントTシャツのストリート感あるコーディネイトに、ネオングリーンの透け感あるワンピースをレイヤード。一気にユニークさが高まり、個性的なコーディネイトが完成する。首掛けしたウォレットバッグもナイス!